どすこい堂の由来

 大学生になったまいなぁは早速、SF研究会なるものに入会した。
当時、会の部室は元女便所を改造した場所にあるちっちゃな部屋で、そこでは毎日授業にも出ないで自称SFファンが何をするでもなく、モラトリアムっていた。
 ある日、部の同期生の一人、謎の日系日本人ハロルド沖田氏に、コミケ部屋なるものに連れていかれたのだが、そこでまいなぁは大きな衝撃を受ける。
コミケ部屋とは当時コミケの見本同人誌やらを置いとくために準備会が借りていた、アパートの一室である。
今考えると、勝手に一般人をそんな所に連れて行っていいものか、とも思うが、まあ今さらんなこと言ってもしゃあないわな。そこで様々な同人誌を見せられた、まいなぁはこの世にはこんな世界があったのかと驚き、次の夏のコミケに本を出すことにする。
 さて、とりあえず、サークル名を考えなければいけないのだが、当時仲間と考えたサークル名はつぎのようなものだった。
大衆出版 虚無企画 ヨイショ堂 乙女プロ 処女屋生娘堂 おぼこプロ 北の湖出版 夜の友出版
相方がすもうファンだったことと、若気のいたりで今見ると大変恥ずかしい。
虚無出版なんかは吾妻ひでおの影響も考えられるが、他はほとんどしもねたである。
結局「いい人屋どすこい堂」に決定されたが、みなさんもサークル名をきめる時はその場ののりにまかせず後から後悔しないかっこいい名前にすることをお勧めする。
ちなみに「いい人」というのは、当時部で流行っていた言葉で、「あの人はいい人なんだけどねー」という使い方をする。 inserted by FC2 system